日本大学の重量挙げ部の元監督・難波謙二容疑者が、保護者から学費を騙し取った疑いで逮捕されました。
同大学は重量挙げの屈指の名門で、卒業生にはメダリストもおり、日本代表選手を輩出し続けています。
難波謙二容疑者は、どのような経歴を持っているのでしょうか。
今回は、難波謙二容疑者について、調査しました!
それでは、どうぞご覧ください。
【日大】難波謙二容疑者が重量挙げ部から5300円以上を不正に徴収

難波謙二容疑者は、日本大学・生物資源科学部の元教授で、同大学の重量挙げ部で監督を務めてきました。
そして、入学金や授業料などの計約205万円を不正に集金。
その金を部の口座を通じ、私的に流用していた罪に問われています。
重量挙部では、特待生に送る入学書類を、コーチが受け取っており、そこにある授業料などの振込用紙を悪用したようです。
難波謙二容疑者の指示のもと、水増しした金額を記載し、保護者らに請求したとのこと。

大学の調査では2005年以降、少なくとも58人から約5326万円を騙し取ったことが明らかになっています。
なぜ20年間もこの悪行が繰り返されていたのでしょうか。
難波謙二容疑者は、20年以上同部をけん引し、オリンピック出場選手を輩出するほどの名指導者として知られていました。
同大生物資源科学部の教授として評判も良く、学生の人気も高かったそうですが、部のコーチも逆らうことができない「絶対的存在」だったそうです。
学内外から「日大のドン」と言われていた故・田中英寿元理事長とも親しく、異例の早さで教授に出世したとの噂も。
元部員によると、難波謙二容疑者はカリスマ的な存在で、年配で顔が利く権力者でした。
周囲では異常なまでの金遣いの荒さも目撃されており、生徒の学費に手を付けるという悪行を続けていたようです。
【日大】難波謙二の経歴・学歴!

氏名 :難波謙二(なんば・けんじ)
年齢 :63歳(2025年時点)
職業 :日本大学・生物資源科学部元教授、重量挙げ部元監督
学歴 :日本大学経済学部
難波謙二容疑者は1986年4月~1988年3月まで、山形県東田川郡にある羽黒町羽黒中学校で保健体育の教員を務めていました。
その後の経歴は、以下の通りです↓
1988年4月~1993年3月:日本大学農獣医学部 体育助手
1993年4月~1995年3月:日本大学農獣医学部 専任講師「スポーツ実技Ⅰ・Ⅱ」担当
1995年4月~1995年8月:国学院大学 非常勤講師「スポーツ身体文化Ⅰ 体育実技」担当
2002年4月~2011年3月:日本大学生物資源科学部 助教授
2011年4月:日本大学生物資源科学部 教授
2023年8月:全日本学生ウェイトリフティング連盟 役員、副会長
難波謙二容疑者は重量挙げの選手だったのかは不明ですが、研究テーマは「ウェイトリフティング」。
研究分野として、「ライフサイエンス・スポーツ科学・トレーニング学」とあります。
重量挙げに関する多数の論文を報告しており、念密な研究結果のもと、日大重量上げ部の監督になったようです。
日大は、2013年~2020年までの8年間、全日本大学対抗ウェイトリフティング選手権大会で優勝するも、2021年以降はベスト3に入っていません。
【日大】難波謙二容疑者の自宅は柏市でFBやXも調査!

難波謙二容疑者の自宅は東京都狛江市にあるようで、都内在住であることは分かっています。
家族構成などは不明ですが、年齢的に妻子ある身と思われます。
難波謙二容疑者が2023年7月に懲戒解雇されてからは、現在は職を失っている状態のようです。
インスタグラムやFacebook、XなどのSNSも調査しましたが、現時点ではアカウントは確認されていません。
大学の教授という立場ですし、SNSでの発信は行っていなかったかもしれませんね。
まとめ
今回は、難波謙二容疑者について、紹介しました。
難波謙二容疑者は日大で生物やスポーツ科学を研究し、重量挙げ部の名監督として知られていました。
周りが逆らえない状況だったのを利用し、学費を横領するという卑劣な犯行に及んでいます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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