ミスタープロ野球の愛称で親しまれた、長嶋茂雄さん。
2025年6月3日、肺炎のため亡くなったことが発表されました。享年89歳。
国民的人気を誇ったスターの訃報に悲しみの声があがっていますが、遺産相続についても注目されています。
今回は、長嶋茂雄さんの遺産について、調査しました!
それでは、どうぞご覧ください。

長嶋茂雄の遺産の総額は20億?内訳は?

その内訳は、以下の通りです↓
都内不動産(田園調布の豪邸など):約8億円
肖像権・商標権:約5億円
金融資産(預貯金・有価証券):約4億円
野球関連の貴重品・美術品・記念品:約2億円
その他(車両・生活用品等):約1億円
田園調布の自宅:約6億円
「長嶋茂雄」という国民的ブランドが、物理的資産よりも高いといわれています。
長嶋茂雄さんの資産価値継承を実質的に担ってきたのが、次女の三奈さん。
もとフリーアナウンサーで、父の個人事務所「オフィスエヌ」の代表を務めています。
肖像権の管理や関連事業の運営をまとめ、2025年1月には「長嶋茂雄一般財団法人」を設立。
財団の詳細はいまだに明かされていませんが、三奈さん次第というところでしょうか。
長嶋茂雄の遺産の行方は?一茂は遺産放棄を宣言し三奈や有希・正興で3等分?

長嶋茂雄さんの訃報を受けて、、SNS上では遺産の相続争いについて、意見があがっています。

2008年頃から、父・茂雄さんとの直接的なやりとりが途絶えていることを明かしています。
兄弟仲も良好とは言えず、長嶋家との確執がささやかれてきました。
これは長嶋一茂さんにおっても、ショッキングな出来事だったでしょう。
この経験が、親子に複雑な影響を与えた可能性はありますね。
また、2019年に出演した「ワイドナショー」では、長嶋家の遺産を「もう遺産放棄している」と発言。
テレビ番組やインタビューの中でも、長嶋一茂さんは一貫して「遺産放棄」を主張しています。
生前の相続放棄は成立しない

法律上「相続放棄」は、被相続人の死後3か月以内に、家庭裁判所に正式な申述を行って成立します。
生前に相続放棄をすることはできないので、あくまで長嶋一茂さんの意思を表示しただけ、ということですね。
極端な話し、「やっぱり遺産がほしい」と意見を変えても、問題はないということですね。
長嶋一茂さんは次女・三奈さんとも確執があり、2008年には、長嶋一茂さんの個人事務所が「長嶋茂雄」商標出願を試みたことも。
これに三奈さんが激怒し、対立が報道されていました。

これらの出来事により、長嶋一茂さんと長嶋家の確執が大きく取りざたされました。
長嶋一茂さんは長男で野球選手だったこともあり、長い間プレッシャーを感じていました。
実際、「長嶋という名前から解放されたい」と語っていたこともあり、遺産放棄をすることにより、「自分の人生を生きる」という姿勢をあらわにしています。
遺産管理は基本的に次女・三奈さんが担い、あとの兄弟で分配するのかもしれませんね。
長嶋茂雄の不動産や肖像権・財団は誰が守る?

「長嶋茂雄一般財団法人」を立ち上げたのも、そういった目的があってのことでしょう。
実際は、長嶋茂雄さんが生前に「遺言書」を作っていた可能性もあるので、個別の事情は知りようがありません。
ただ、遺産分配において最低限保証される「遺留分」は、生前に放棄することも可能なんだとか。
その場合は、家庭裁判所の許可が必要となりますが、長嶋一茂さんがそこまで対応していたかは不明です。
現在でも企業のCMや商品に使用されています。

継続的な収益を生み出しており、これらの権利は当然相続財産として分割の対象となりますね。
相続人の間で、どのように取り扱うかが重要な論点となります。
肖像権や商標権といった無形資産は、分割方法がより複雑になる傾向にあります。
そのあたりは、三奈さんが慎重に進めていくのではないでしょうか。
長嶋茂雄さんともっとも良好な関係だった三奈さんは、生前介護なども献身的にサポートしています。
オフィスエヌ代表として、長年経営してきた実績もありますし、肖像権・商標権も管理してきました。
実務的な能力の面でも、喪主にふさわしいと言えます。
まとめ
今回は、長嶋茂雄さんの遺産について、紹介しました。
長嶋茂雄さんの遺産は20億円にものぼり、次女の三奈さんが管理していくと思われます。
長嶋一茂さんが遺産相続を放棄しているという発言は、あくまで自らの意思表示であって、法的な効力はないようですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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